とんかつQ&A「感謝」

Q.


29歳、彼氏と同棲1年目の女です。私は彼としょっちゅう喧嘩するんですが、「便座のふたが上がったまま」「ゴミを出そうともしない」「食事のあとのテーブルを拭かない」「使ったタオルをその辺に使いっぱなし」とか、そういう些細なことで言い争いになるたびに「こんなことを一生繰り返して行かなきゃいけないのか」とどっと疲れます。男の人って何でみんなこんなに自己中なんでしょうか。結婚しても女はずっと我慢しなきゃいけないんだとしたら、何のために結婚するんだろうって考えちゃいます。私が間違っているのでしょうか…



お名前:カルビ食べたいさん

A


ホンマそうやね。男って女の気持ちを理解しないし、だらしないし、臭いし、自分が王様だと思い上がって、こっちが当然の要求をしてるだけなのに逆ギレするし、「こいつらケダモノ以下か!」と時々思うよね。自分のやりたいことだけして、やりたくないことには見向きもしない。放っておいたら家の中を獣のねぐらみたいにするくせに、こっちが窓を開けて掃除機をかけ出したら、「寒いな〜」とか言ってうるさそうにするだけで感謝の意を示そうともしない。「猟友会呼んで今すぐ駆除したろか!」とあなたが考えるのも止むを得ないところや。もうやめよっ! 今すぐ同棲なんてやめてシェアハウスに住もっ! そこで言い寄ってきた、空とオシャレカフェの写真を撮ることとDJイベントを主催することを「創作活動」と言い張るクリエイター崩れの男に、あなたの可愛い表情をinstagramしてもらいながら暮らそっ! フィルターはもちろん〜〜〜?


『1977』!


しかしまぁ、そうは言ってもこの世には男と女の二種類しかいないんやから、争うよりも餌で手なづける方にエネルギーを傾けてみたらどうかな? 男にとっての一番の餌。それはお金でもセックスでもなくて、「女の子からの感謝の気持ち」なんよね。あなたは過去に彼が家事を手伝ってくれた時、「普段私が多めにやってるんだから、あんたがそれをやるのは当然だ!」みたいな態度で接してたんやないかな? 残念ながらそのやり方では、男にとってぜーんぜん「餌」がないんよね。動物だって餌をあげなきゃ芸の一つも覚えんやろ? 「これをやったら俺は尊敬されるし、たくさん褒めてもらえるぞ」って男の体に染み付かせることが大事なんよ。男にとって「家事をこなす」ってのは、「そのぐらいのリターンをもらっても当然いいよね?」って思っちゃう行為なわけ。

「私は家事やっても感謝されないのに、男がやったら褒めなきゃいけないの!?」って不公平さを感じる人もいるかもしれんけど、まぁ考えてもみてよ、あなたの労力は「ありがとう、助かったよ!」って一言かけるだけなんよ? そのぐらいの投資で、喧嘩もなくなり家事の負担も減らせるんなら安いもんや。男は自分のことを「感謝されるにふさわしいいい人間、できた人間」って思いたがる習性があるから、あなたがそうやって感謝の気持ちを口にしていれば、「こいつがこんなに喜んでくれるなら今後もやってやるか」って気持ちに結構なるもんなんよ。女の子からの感謝の言葉は男にとって最高の麻薬なわけ。

それがもたらす快楽を餌にして上手いこと彼氏を操縦すれば、結果的にあなたの負担も減るし、彼氏も「俺のしたことでこんなに喜んでくれるなんて可愛い!」って思ってくれるし、家庭も円満、いいことだらけってわけ。今日からは彼氏の失点に目ざとく笛を鳴らすレフリーじゃなくて、褒め言葉を餌に彼を操縦するビーストテイマーを目指してみてはどうかな? そっちの方がきっとあなたも楽しく過ごせるよ。

おじさんも今日ライトバンに乗って市場に行く時に、「このライトバンに下校途中の小学4年生を詰め込んだら何人ぐらい入るんかなぁ…」って考えちゃったんやけど、太ももにボールペンを突き刺すことで何とか実行に移さず我慢したんよ。だから褒めて欲しいねん。褒めてよ。おじさんを褒めてよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。「よく我慢したね」ってなでなでしてよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。


誰かがおじさんを褒めてくれないと、いつか本当に恐ろしいことが起こるかもしれん。おじさん、それが凄く怖いんよ。処刑台への階段を登っていく自分をときどき夢に見るんよ。















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