とんかつQ&A「ハウスマネー効果」

Q.


経済の勉強がてら、遊びでやっていたFX投資で百ウン十万の利益を上げてしまいました。この原資を使ってさらに大きく儲けようと思っているのですが、色々な分野に詳しいロースおじさんならオススメの投資先を知っているのではと思い当たりメールしてみました。このお金、おじさんならどう使いますか?



お名前:コグレシンヤさん

A


心理学で言うところの「ハウスマネー効果」っちゅうやつにビッタリはまってるみたいやね。ギャンブルで得た100万円も、ちゃんと働いて稼いだ100万円も金銭の価値的には何にも違わんはずなのに、人間は幸運で得たお金に対しては何故か「別になくなってもいいか」って雑な扱いをしちゃうんよね。
 
 
ハウスマネーの「ハウス」っちゅうのはカジノの意味で、カジノで大勝ちした人は気が大きくなってハイリスクな勝負をバンバン繰り返し、結局は儲けを全部吐き出しちゃうってパターンが多いことからこう呼ばれるようになったんよ。そういう行動に走る人達って、わかりやすい人間心理に沿ってるだけなのに、なぜか儲けがなくなった後に「綺麗に遊んでやった」ってアピールを始めるんよね。「宵越しの銭はもたねぇ」って、いやいや、そんな江戸っ子設定今まで一度もなかったやん!って。急にやん!って。生まれた時からずっと江戸っ子キャラでいてくれてるなら全然いいんよ? その人が「てやんでぃばらちくしょう!」とか言って普段から鼻をかんだりしてくれてるなら今さら何も言うことはないんやけど、ギャンブルで負けた時だけ何故か豪放磊落なキャラになってると、「いやいやいやいやそれ嘘やん! 江戸っ子だから博打に負けても大丈夫ってことにはならへんからね? ぜんっぜんならへんからね!?」って気がしちゃうんよね。
 
 
まぁそれはどうでもええんやけど、あなたも投資や博打で勝ちたい人間になりたいんやったら、得たお金に色をつけずに常に冷静で合理的な行動を選択できるように心がけようね。「ハウスマネー効果きてる!」と思ったら、ハイリスクな勝負に打って出る前にまずは熱い番茶を一杯すすることをオススメするで。あとおじさんだったらそのお金、イオンモールの上階にあるゲームコーナーで、3000円分遊べる株主優待券が年一回送られてくる「4343 イオンファンタジー」の株に投資するね。優待券が送られてきたら山高帽にスーツ姿でイオンモールに向かい、ゲームコーナーで「おじさんイオンの株主なんやけど、この券で思う存分遊んでええで」と子供さんたちを自由に遊ばせるのが最高なんよ。モチのロンで遊んでる子供さんたちの様子をビデオカメラに収めるんやけど、親御さんたちに訝しがられた時も「いやほら、株主なんで! 市場調査的なあれなんで!」と言えば何とか切り抜けられるで。おじさんも子どもたちもイオンも嬉しい。こんな三方一両得な投資先が他にありまっか?















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