とんかつQ&A「アニマル・ファイト・クラブ」

Q.

ロースおじさんの2015年の目標を教えてください。


 

お名前:錦織コリコリさん



A




動画配信サービスのhuluで、「ナショナルジオグラフィックチャンネル」のドキュメンタリーが色々視聴できるんやけど、最近のおじさんは貪るようにそれを観ててね。それこそお店の経営を忘れるぐらいに観ててね。その中に「アニマル・ファイト・クラブ」っていう番組があるんやけど、これがめちゃ面白いんよ。同じ種族の動物たちによるガチンコの決闘シーンを色々取り上げとるんやけど、「ライオンは戦闘の時、アドレナリンで消化器の機能を停止させ、血液を手足の筋肉へと行き渡らせる」とか、「カバのアゴは150度開閉するから盾として機能する」とか、マメ知識がパンパンに詰まっとってね。
 
 
中でもド迫力なのが、キリンのストリートファイトね。長いクビをムチのようにしならせて、相手の体の柔らかい部分にぶち当てるんやけど、その時の音が「パコォォン」とか「ボグォッ」とか、完全なるクリーンヒット音でめちゃくちゃ痛そうなんよ。その威力たるや内臓を損傷させるほどで、後頭部にスカッと入ろうもんならあの巨体が一撃で昏倒するんよ。カバのアゴは150度やけど、おじさんの中ではキリンのイメージが180度変わった映像やったね。キリン強すぎ。あとキリンの首は年齢と共に伸びて、振り回す時の遠心力も増すから、ケンカでも年上有利の世界なんやって。キリンの首は高いところの草を食べるために伸びたって一般的に考えられとるけど、一説にはこの頭突きのシバキ合いで同族に勝って、自分の子孫を残すために伸びたなんて説もあるぐらいや。アフリカのサバンナの生存競争って、ホンマおじさん達が考えるようなのんびりしたもんじゃないんよね。
 
 
だからおじさん、ちょっと外敵のいない世界に身を置きすぎて油断しとったなって、「アニマル・ファイト・クラブ」を観て反省したんよ。いつかおじさんのテリトリーである近所の小学校にも、おじさんと同じ小学4年生を崇拝する二足歩行の豚がやってくるかもしれん。その時にどうテリトリーを主張するか?ってこと、全然考えないでこれまで生きてきたからね。キリンの頭突きのような「必殺技」を、今から身に着けて備えておかな、おじさんは全てを失ってこの豊穣なる学区を追われるかもしれん。強敵を蹴散らすおじさんオリジナルの必殺技を考えるのが今年の目標やね。
 
 
今のところ考えとるんは、おじさんの最も大切なコレクションである子供さんの上履きの中から一足を液体窒素でフリーズドライし、「ハンター×ハンター」でキルアが解体屋ジョネスの心臓を握りつぶしたみたいに、相手の豚の前で握りつぶして粉々にするやつ。おじさんと同じ趣味を持つ相手なら、こんな悲惨な光景を目の当たりにした瞬間、心が壊れてもう二度とその場所には近づかんやろうね。欠点はおじさんの心も同時に壊れるってこと。さっき実際に試してみたんやけど、まるで自分の四肢をちぎり取られるかのような痛みを心に感じたね。おお……おお……消えてしまう……子供さんの足跡(そくせき)が、残り香が……世界から消えてしまう……




 


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